自閉っ子ミスケが全身麻酔で虫歯治療したときの記録_2回目(発達障害/自閉症)

今回はわが家の自閉っ子ミスケが全身麻酔で虫歯治療をしたことをお話ししていきたいと思います。

  • 発達ゆっくりさんのわが子が虫歯になったらどういう治療をするの?
  • 歯医者さんが大っ嫌いのわが子。虫歯の治療ってできるの?
  • 歯医者さんに行ったら全身麻酔じゃないと虫歯治療できないって言われちゃった!どうしよう…
  • 全身麻酔で虫歯治療ってどんな処置をされるの?どんな流れになるの?準備するものはある?

歯医者さんって多くの人が苦手としているのではないかと思います。
実際わたしも歯医者さんにできればいきたくないです。
特に発達ゆっくりさんの場合、不安が強めのお子さんもいるので親としては心配ですよね…

この記事では全身麻酔で虫歯治療したわが家の自閉っ子ミスケの

前日~病院到着までの過ごし方、実際におこなわれた処置、処置をうけたミスケの様子がわかります。

全身麻酔で虫歯治療に関してわからないことが解消できると思いますので、是非読んでみてください!

なお、今回は全身麻酔をつかっての虫歯治療2回目の内容や様子をお話しします。
前回の記事で1回目についてお話ししていますので、よかったらこちらもご覧ください!
自閉っ子ミスケが全身麻酔で虫歯治療したときの記録_1回目(発達障害/自閉症)

目次

虫歯治療2回目の治療内容と流れ

2回目の処置の流れは以上の通りです。
前回の処置の後に、虫歯治療は2回で完了すると言われていたので今回で虫歯治療最終回です。

なお、前回麻酔から覚めるときにミスケが混乱して大暴れしていたので
今回は全身麻酔前の薬の服用は無しとなりました。

なお、今回も日帰りで治療を行っていただきました(8:45病院到着~13:30病院出発って感じ)

病院行くまでの準備・過ごし方

準備したもの

今回も病院から準備するものは特に言われることがありませんでしたが、
前回同様、以下のものを準備しました。

  • 着替え一式
  • おむつ
  • タブレット(動画観る用)
  • タオル

全身麻酔が切れた後など、おもらししちゃうことがあるかも…と思い、
着替え・おむつ・タオルを持参しました。

過ごし方:前日の夜~当日の朝

全身麻酔するにあたって病院で準備しておくように言われていたことは2点でした。
※前回と同じ

  • 前日21:00以降絶食(飲み物は水のみ可)
  • 当日7:00以降は絶飲食

基本的にはいつも通りの生活をしました。

    今回も当日はミスケを極力起こさず、ギリギリまで寝てもらっていました。
    その甲斐あって、口にすることなくに寝起きのまま着替えさせて家を出発できました。

    病院でのミスケの様子

    歯医者さんに到着

    うめ
    歯医者に行くからね
    ミスケ
    や~だ~よっ!

    今回もいつも通りのやりとりをして歯医者さんに到着。

    そんなことを言いつつも、前回の虫歯治療されたという記憶はミスケ本人にはないので、
    歯医者さんに着くと特に抵抗なく歯医者さんに行くことができました。

    いよいよ虫歯治療

    いつも通り待合室の端っこで体育座り(笑)

    まず抱えられて処置室へ

    今回は全身麻酔前の薬の服用がなかったので、完全に覚醒しているミスケ。

    当然処置室に自分の足で歩いて入るなんて無理なので、
    何人の先生や看護師さんに抱えられて処置室に入室。

    処置室にはわたしは入れないので、
    再度先生におさえられながらマスクをつけるミスケを見て涙していました…

    うめ
    絶対にこれから歯のケアは徹底しようと再び心に誓いました

    治療へ

    治療の間、わたしは待合室で待っていました。
    2回目ということもあり少し心に余裕をもって待てました。

    今回も1時間半ほどで処置は終わりました。

    処置後のミスケの様子

    治療は無事に終了。
    今回はわたしが処置室に入るのが許され、目覚めるミスケを見守ることができました。

    目が開いたと思ったら目を閉じ、すぐに目が開き…
    少し繰り返し徐々に目を覚ましていきました。

    今回は暴れることは全くなくスムーズに麻酔から覚めていきました。

    うめ
    今回も暴れることを想定していたのでだいぶほっとしました

    目が覚めてから30分程病院で過ごし、車で帰宅しました。

    車で帰宅途中に

    「ママさむい…」

    と言い出したミスケ。

    全身麻酔が切れるときに寒気を感じることが多いと聞いていたので、
    きっとその影響と思いつつ帰宅しました。

    帰宅後、まさかの発熱!

    帰宅後、前回と同じくふらつきは30分くらいありました。

    ただ、前回と大きく違っていたことがありました。

    急に発熱!!39℃!!

    今まで体調もよく元気だったミスケがいきなり発熱していました。
    「さむい」って言っていたのは麻酔の寒気+発熱時の寒気だったのかも。

    歯医者さんで全身麻酔の影響で発熱することは聞いてなかったので、
    さっそく連絡。

    しかし、歯医者さんからは

    「全身麻酔で発熱するという事例はないので、今回の処置で発熱したとは考えられない」
    と言われました。

    結局、原因はわからないままでしたが、少ししたら熱も下がり本人も元気にしていたので良しとしました。
    ※これ以降は発熱することはありませんでした。

    こうして、長きにわたって繰り広げられた?虫歯との戦いは一旦幕を閉じました。

    全身麻酔での虫歯治療を終えて思ったこと

    日々の習慣を徹底することの大切さ

    お菓子やジュースをあげまくっていた日々に終止符を打つ

    今まで、あまり気にせずミスケにお菓子をあげまくっていました。

    特に保育園への行き渋りがすごかった時期があったので、
    その時には保育園に送り出すときに大好きなグミを一つ食べさせたり。

    頑張ったらチョコを一つあげたり。

    そういった習慣の積み重ねで今回のような大規模な治療が必要になってしまいました。
    本当にただただ反省…。

    今はグミ・チョコ・ラムネなど歯に残りやすい甘いものは基本食べさせていません。
    食べた場合はなるべく早めに歯磨きをしています。

    ジュースも飲ませることはありますが、
    ジュースを飲んだ後はお茶を飲むまたは歯磨きをする、というできる限りの対策をしています。

    歯医者さんに慣れるように定期的に通院をする

    わたしが途中で断念してしまった通院。

    今回のような大規模な治療にならないように定期的に虫歯チェックをしていただくこと、
    長い目で自分で診察台に座って診察してもらえるように練習することが大切だとひしひしと感じています。

    特にわが家の自閉っ子ミスケは大の病院嫌い&不安を強く感じてしまう子。
    1ヶ月に1回でも通って場所や先生に慣れることが本当に大切だと気づきました。

    今は月1回通院してまだ歯磨きとうがいをしている程度です。
    通院しはじめて半年が立ちましたがいまだに診察室にも入れていません(笑)

    わたしが生きている間に自ら診察台に座れる日が来るのかはだいぶ自信がありませんが(笑)
    ただ、ミスケ本人はとっても頑張って歯医者さんに通ってくれていて
    本当に少しずつだけど、診察室に近付いてきています。

    母は応援して少しでも進歩したらほめちぎるのみ!!!
    がんばれミスケ!!

    治療にかかった費用

    気になる方もいらっしゃると思いますので今回の治療でかかった費用をお伝えしますね。

    今回の治療に関して費用はかかりませんでした(0円)

    うめ
    ありがたや ありがたや・・・

    わたしが住んでいる地域は15歳まで医療費がかからないので
    保険適用の診察・治療は治療費がかかりません。

    今回の全身麻酔の虫歯治療は地域の障害者歯科をすべて保険適用で利用したので費用は一切かかりませんでした。

     

    さいごに

    全身麻酔で虫歯治療をしたミスケの話を2回にわたってお話ししました。

    もちろん「絶対大丈夫!心配することは何もないよ!」とは言えません。

    子供も親も初めての経験なので予期せぬことも起こります。

    ただ、『予期せぬことが起こること可能性がある』と思っておけば
    親の気持ちも少しはどっしりするかなと思います。

    みなさんの虫歯治療がうまくいきますように!

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