先日の記事で、自閉っ子ミスケの転園体験記や
発達ゆっくりさんが保育園に入りにくい理由などをお話ししていきます。
発達ゆっくりさん(サポートが必要な子)は入園転園が激ムズです。
- 発達障害と診断されて、今から保活したい!どうしたらいいの?
- 今の保育園から転園したいけど発達障害の子を受け入れてくれるところ見つかるかな?
- 発達障害と診断されてからの保活は進め方に違いはあるの?
- 保活自体も初めてだからどうやって保活をしていけばいいか教えてほしい!
上記のような悩みをお持ちの方いらっしゃるんじゃないかなと思います。
今回の記事では、自閉っ子ミスケの転園活動を経験して、
発達ゆっくりさんの保活(入園・転園活動)の進め方や注意しておくことについてお話ししていきます。
わが家の保育園転園体験記については前回の記事でお話ししております。
保育園の入園・転園について悩んでいる方のお役に立てるかと思いますので是非ご一読ください。
過去の発達ゆっくりさんの保活(入園・転園)については以下の記事でお話ししております。
気になる方は是非こちらの記事をご一読ください
【ワーママ必見】自閉っ子ミスケの転園活動体験記(保育園/自閉症)
【前提】先にお伝えしておきたいこと
子供に加配の先生が必要かどうかで状況が変わってくる
過去の記事でもお話ししていますすが、
入園の難易度を決めるのは『加配の先生が必要かどうか』で変わってきます。
- 生活面(着替えなど)、行動面(他害の有無)が多少幅はありながらも年齢相応と言える範囲か
- 親が必要と考えてているか など
加配の先生が必要かどうかで入園の難易度や保活の進め方が変わってきます。
是非、お子さんの特性や様子を見ながら家族で話しあっていただければと思います。
ちなみにわが家の自閉っ子ミスケの場合は、親としては加配の先生を希望していませんでしたが、
教室からよく脱走するので安全面を考慮して加配の先生が必要と全部の保育園から判断されました。
(ふきだし)今回は加配の先生が必要な子の保活の進め方について以下お話ししていきたいと思います。
発達ゆっくりさん(=個別にサポートが必要な子)の保育園入園は激ムズ
これは頭に置いておいてください。
ただ、住んでいるエリアによって変わってきます。
ただ、入園が難しいことはあらかじめ頭に入れておきましょう。
スムーズに入園できたらラッキー!と思っておいた方がいいと思います。
上記の内容についてて過去の記事で詳しくお話ししておりますので、
気になる方は読んでいただけると理解が深まると思います。
【保活問題】発達ゆっくりさんが保育園に入れない理由と考えておくべきポイント(発達障害/自閉症)
スムーズに入園できたらラッキー!と思っておいた方がいいと思います。
発達ゆっくりさんの保活の進め方
一番大事なことは最初に家族で話し合うこと
保活をするにあたっての作戦会議することをおすすめします。
- わが子の特性、今できることと苦手なこと
- 加配の先生は必要か
- どういう保育園に入りたいか
例)障害児保育に理解があるところ、とにかく長く預かってくれるところ、入れればどこでも大丈夫 など - 希望の保育園が見つからない場合どうするか
例)探す範囲を広げる、児童発達支援を利用する など
保活を進めていくなかで方針を変えることはあると思います。
ただ、あらかじめ家族で話しあっておくことで目線合わせができて
これから保活を進めていくうえで家族内でスムーズにコミュニケーションがとれるようになります。
保活の進め方①:保育園を探そう
Google先生にきいてみる
まずGoogleで以下のワードを検索してみましょう。
『〇〇(住んでる市町村名) 障害児 保育園』
『〇〇(住んでる市町村名) インクルーシブ 保育園』
障害児保育やインクルーシブ保育をHPでうたっている保育園は
サポートが必要な子を受け入れている、知識や理解が深い園である可能性が高いです。
ただし、こういう園は人気で空きがない可能性が高いですが、
空きがあればラッキー!
場所などの条件が合っていれば問い合わせることをおすすめします。
入園したいエリアの保育園事情に詳しい人に聞いてみる
ママ友やそのエリアに詳しい人がいれば、該当エリアでおすすめの保育園を聞いてみましょう。
障害児保育に力を言えているかはわかりませんが、
だいたいは
- 園庭が広い
- 先生が良い
- 施設が広い・キレイ
という要素をどれかは満たしている可能性が高いです。
園庭が広かったり、施設が広いと子供がパニックを起こしたときなど
避難できる場所が確保できるので発達障害っ子にとって過ごしやすい環境になります。
(発達障害の有無問わず環境が良いのは同じですよね)
良い保育園という噂がある園は候補に入れてみましょう!
役所へ問い合わせる
住んでいるエリアの役所に発達障害っ子(サポートが必要な子)を受け入れている、
また受け入れ実績のある保育園がどこかを問い合わせてみましょう。
現在受け入れている、また過去に受け入れていた実績がある園は
発達障害っ子への対応に慣れている園である可能性があります。
候補としてピックアップしておくはアリだと思います。
療育センターへ問い合わせる(期待薄)
住んでいるエリアの療育センターに発達障害っ子に理解のある保育園をきいてみるのも1つの手です。
ただ、わが家の場合がそうだったんですが、
あんまり進んで教えてくれない可能性が高いです。
公の機関なので、あまりオススメするようなことができないそうです。
期待は薄いですが、情報は多い方がいいのでダメ元でも聞いてみましょう。
保活の進め方②:いざ見学へ!!
サポートが必要な子の場合は保育園見学が必須で
基本園長先生などの施設で偉い人と面談することが多いです。
候補の保育園へ問い合わせ
発達障害っ子の入園にあたり、保育園への事前見学は必須となります。
かならず保育園へ見学の連絡を入れましょう。
問い合わせのとき伝えるべきポイントは以下3つです。
- 子供に発達障害があり個別にサポートが必要であること
- 加配の先生が必要であること
- 簡単な子供の特性(できることと苦手なこと)
発達障害があることを伝えると保育園側から質問がくる場合が多いです。
上記を伝えたうえで保育園と見学の日程調整をしましょう。
わが家の場合、電話対応である程度受け入れてもいいかどうかがなんとなくわかりました。
「あーうちは定員いっぱいなので無理ですね!見学しても意味ないですよ!」と即答されたりもしました。
保育園への見学
保育園によっては子供の様子を実際に見たいために
子供と一緒に見学に行くことをお願いされることもあります。
園長先生や主任の先生といった保育園の方と面談して
保育園の発達障害への理解度や子供の特性にあった施設かどうかを確認すると良いと思います。
わが家の自閉っ子ミスケの場合は、
集団生活が苦手で、とくに集団でざわざわしている状況が苦手です。
なので、音が気になるときに逃げ込める場所(職員室などの教室以外の部屋)があるかどうかを確認しました。
また、園長先生とのやりとりでミスケを受け入れてくれる姿勢を見ていました。
保活の進め方③:役所へ申し込み
エリアによるみたいですが、年度初め(4月)入園の申し込みの場合、
加配が必要な子の締め切りが通常よりもはやい可能性があります。
また、提出する書類が違っていたり多かったりします。
申し込み用紙を取りに行く際に、発達ゆっくりさんで加配が必要である旨を
役所の方に必ず伝えてください!!
必要な提出書類がそろったら提出しましょう。
あとは合否を待ちましょう!!
発達障害ゆっくりさんの保活で注意しておきたいポイント
ポイント①:通常よりも入園申し込み締め切りがはやいので行動は早めに!
先ほど少し触れましたが、エリアによっては通常の申し込み期日よりも
発達ゆっくりさんの申し込み期日がはやいことがあります。
(わが家がそうでした。だいたい1ヶ月半ほど通常の締め切りよりはやかったです)
保育園探し~見学~申し込み、全体的に早め早めに行動するようにしましょう!!
ポイント②:発達障害ゆっくりさんの入園の際は保育園への見学は必須!
これもエリアによるかもしれませんが、基本的に発達ゆっくりさんの場合、
保育園の見学は必須になっていることがあります。
おそらく子供の特性や行動面を保育園側が把握して、
受け入れるかどうかを判断するためだと思っています。
見学の際は園長先生や主任の先生とお話ししますので時期によっては
見学の日程調整するのが難しくなったりします。
見学の申し込みは早めに連絡をいれることをおすすめします!
ポイント③:年度途中の入園は結構難しい
基本的に退園する子がいないと途中入園はできません。
これは定型発達の子でも同様です。
ただ、発達ゆっくりさんの場合は、同じクラスの発達ゆっくりさんが退園しない限り
入園のお呼びがかかることはありません。
なので、年度途中の入園は結構難しいと考えていた方が良いと思います。
ポイント④:余裕があれば児童発達支援(児発)・放課後等デイサービス(放デイ)も探しておく
保育園への入園が難しい場合は、児童発達支援を日中利用するという選択肢もあります。
また保育園によっては、お残りの時間は保育園ではあずかれないと言われる園もあり、
お残り時間は児童発達支援で過ごすという子もいます。
保育園に入れなかったことを想定して、
児童発達支援の施設の候補を見つけておくと良いと思います。
ちなみに、児童発達支援は未就学児向けの施設、放課後等デイサービスは小学生以上の子向けの施設のことを言います。
ただ、放課後等デイサービスでも未就学児を預かってくれる場合が多いです。
さいごに
今回は発達ゆっくりさんの保活の進め方についてお話ししていきました。
保育園への見学・面談が必須である場合があったり、
申し込みの締め切りが通常より早かったり、イレギュラーである場合もあります。
また、すでに働いている状態での保活(転園など)の場合は、
保育園への見学はだいたい平日になるために休まないといけない場面が出てきます。
なので、保活は早め早めに、余裕をもって行動されることをおすすめします!
読んでくださっている方の保活がうまくいくことをお祈りしております!!!
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