こんにちは。うめです。
現在4歳の自閉っ子ミスケと0歳のたすけを育てています。
ミスケは昨年の秋におむつを外すことができました!
※夜はおむつをつけています
2歳からの2年間トイトレを細々とやっていました。
その経験談をお話ししていきたいと思います。
この記事では自閉っ子ミスケがどうやっておむつを外すことができたのかをお話しします。
正直、途中は『この子一生おむつ外れないかもしれない』と覚悟していたときもありました。
自閉っ子など、なかなかおむつが外れないな…と悩んでいるママの参考に
少しはなれるかと思いますので是非ご一読ください!
※後半トイトレを語るなかで汚い話が出てきます。苦手な方は読むのは避けてください
【結論】自閉っ子ミスケがおむつを外せた最大の理由
自閉っ子ミスケがおむつを外せた最大の理由
それは・・・
『トレーニングパンツから普通のパンツに変えたから』です!!
2年間頑張ったのに普通パンツに変えたら2週間でおむつ外れました。
今までの苦労は何だったの…と今でも思います(笑)
なぜ普通のパンツに変えたらおむつが外れたのか
おそらく自閉っ子ミスケは
『普通のパンツに変えて気持ち悪くなりトイレに行かざるを得なくなったから』だと思います。
めちゃめちゃ普通な理由ですみません。
ミスケにとって必要なサポートはこれだった!(今になって気づいたこと)
ミスケは言葉の遅れがあり、初めて発語したのは2歳9か月でした。
トイトレをしていた時はまだおしゃべりができない、かなり発語が乏しい状態でした。
(今は二語文が話せるほどなりました)
おむつが外れて、
発語が乏しい(=自分の要求を言うのが難しい)ミスケのトイトレで必要なサポートは以下のことだったと気づきました。
〇トイレに行かないと不都合な状況を作る
⇒普通のパンツにして気持ち悪い状況にする
〇”用を足す”行為のハードルを下げて、自分で用を足しやすい状況を作る
⇒リビングにおまるを設置してすぐに用を足せるようにする
尿意・便意を感じたとしても人に伝えることができませんでした。
なので尿意・便意を感じた場合、自分でトイレに行き、自分で用を足すしかなかったのです。
にもかかわらず、私は
「トイレに行きたくなったらママに”おしっこ”って言ってね!」とミスケに教えていました。
おしゃべりがほぼできないミスケにものすごい過酷な要求をしていたんだと今さら反省しています。
トイトレの軌跡
トイトレ始めてすぐに心が折れた2歳
2歳から保育園で少しずつトイトレを始めてもらっていました。
家でも便座につける子供用の便座を取り付けて
ごはんの前、寝る前、など生活の節目にトイレに連れて行くようにしていました。
ただ、親の心が折れてしまいトイトレから遠ざかるようになっていきました。
保育園から”余計なことしないで”と言われる
「お母さんがトイトレ頑張るとミスケくんがトイレに行きたがらなくなるのでお母さんは何もしないでください」と言われていました。
この頃は診断されたことに対して受け入れがほとんど出来ていない状況だったので、
先生からは相当熱心にトイトレをやっているように映っていたんだと思います。
トイトレは一旦保育園にお任せしようと思い、家ではトイトレに力を入れなくなりました
トイトレを極力遠ざけていた3歳
3歳では定型発達の子のおむつが外れてくる頃。
保育園では2歳からトイトレをやっていただいていました。
児童発達支援でもトイトレをしていただき、
その頃はトレーニングパンツを使っていました。
しかし家ではおむつで過ごしていました。
1年間この3つをやり続けました。
〇おまるをリビングに設置していつでも用が足せる環境にする
〇ミスケが用を足しそうな雰囲気を感じたらおまるに無理やりつれていきおまるで用を足させる
※ミスケは用を足したいときは家の隅っこに行っていたので、隅っこ行ったら連行
(もちろん間に合わないときもありました)
〇「トイレ行きたかったらママに言ってね」とミスケにひたすら伝える
もちろん、ミスケが「トイレ行きたい」と伝えてくれることはありませんでした。
「この子は一生おむつなのかもしれない」とこの頃は覚悟していました。
ついにおむつが外れた!4歳
一生おむつかも…と思い始めていたこの頃。
ある時、保育園の先生から「保育園ではトイトレできませんので家でやってください」と言われてしまいました。
年少に入ると、クラスの子はほぼ全員がおむつが外れている状態に。
クラスの人数も増えミスケのトイトレに時間を割けなくなってしまったようです。
複雑な思いはありましたが、
以前から夫と「この1年は頑張ってみよう!」と話していたので家で本格的にトイトレを頑張ってみることにしました。
パンツ無し生活⇒成功
まず、家ではパンツ無しで過ごさせることにしました。
失敗したら「ここでやったらダメでしょ!!」と叱る、そんな日々を続けました。
すると1ヶ月ほどしたら、少しずつおまるで用を足せるようになりました。
トレーニングパンツ生活⇒全然うまくいかない
パンツ無し生活をいつまで続けても解決しないので
トレーニングパンツに戻しました。
でも全然うまくいかない!!!
おまるに誘っても行きたがりませんでした。
もちろん「おしっこ!」という言葉を発することもありませんでした。
頻繁にパンツをチェックするのですが、チェックするたびにおしっこしてました。
それもちょっとだけ。パンツが吸収できるくらいの量。
これが5分おきに起こっていました。
パンツが濡れてる⇒パンツ交換⇒(5分後)⇒パンツぬれてる⇒パンツ交換⇒・・・
私も夫もブチギレ…
「なんでおまるでおしっこしないの!!!」と叱り(怒り)散らかしてました。
ミスケ号泣…
この期間が3カ月ほど続き、家族全員疲れていました…
「普通のパンツに変えたら?」という神(先生)の一声
⇒早く言ってほしかった!
トイトレ生活にも疲れてきて児童発達支援の先生に相談したところ
「トレーニングパンツから普通のパンツに変えると成功するとは聞きますよ」と教えてくれました。
すぐに普通のパンツを購入して試してみることに。
すると…
最初はノーパン生活の時のように派手に失敗していましたが、
次第に自分でおまるに行けるようになっていました!!
ここからは憶測ですが、この自閉っ子ミスケ。
「おまるに行きたくない、でも派手にもらしたくない」と思っていたようで
なんと器用にもトレーニングパンツで吸収できる範囲の量に調整して用を足していたようなのです…!
おまるで用を足すよりそっちの方が難しくない?!と思いましたが、
いくら親に怒られもどうしてもおまる・トイレで用を足すことが許せなかったのでしょう…
どうやら、トイトレのときにトレーニングパンツは使わずに普通のパンツを履かせることは
結構当たり前のことらしく…
だれか早く教えてよ!!って思ってしまいました(笑)
普通のパンツに変えて1ヶ月程度で自分でトイレ・おまるに行くことでできるようになりました。
まだ残っているトイトレ~夜のおむつ外し問題~
実は夜はまだおむつを履いています。
昼間のおむつが外れたときに夜もおむつを外してみましたが、全然うまくいきませんでした。
毎晩おねしょしているのはもちろんのこと、
ミスケ本人が「あちゃ~」みたいな様子が全くありませんでした。
夜のおむつ外しに挑戦してるときにはもう冬に差し掛かってきていたので、
一旦夜のおむつ外しは中断することにして、いまだに再開できていません。
この夏に挑戦してみて、ダメだったら少なくとも来年までに完了できたらいいな~と思っています。
さいごに
今回は自閉っ子ミスケのトイトレについてお話しいたしました。
ミスケは普通パンツに変えることがきっかけでトイトレ成功しましたが、
もちろん、特性はそれぞれだと思いますのでご参考程度にしていただけると幸いです。
トイトレをやっていくなかで
何度も心が折れかけた、折れましたがミスケの頑張りを感じることができました。
また、自閉っ子の親としての成功体験を積むことができました。
その一方で、ミスケを両親共々叱り倒して
ミスケの逃げ場もなくやってしまったので申し訳なかったなと反省しています。
「小学校入るまでに取れればいいや~」くらい余裕をもって
トイトレに取り組んでもよかったんじゃないかと今は思っています。
(トイトレが成功したからそう思えるのかもしれませんが…)
今からトイトレを始めようとしている方、トイトレの心が折れかけている方、
大変だとは思いますが、皆様のトイトレが成功することを心から願っています!
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